モンゴル帰国&妊娠4ヶ月 、現在の話ではありません。

明日は、わたしの誕生日。

そして、息子の誕生日

(現在小学生)。

 

息子が産まれる7ヶ月前。

 

わたしは、モンゴルの遊牧民

住むテント=ゲルを

モンゴルの遊牧民と一緒に建てるために、

モンゴルにいました。

 

遊牧民のおもてなしの料理、

新鮮な“ヤギ汁“の 強烈な香りに、

気絶しそうになったり、

 

“馬乳酒“といって、

馬の乳を原料とした醸造酒の

未知の味に、喉から先に押し込めず、

強烈な味に、白目になったり、

 

煮込み料理のうまさに、

お代わりしたり、

 

モンゴルで、やけに食欲があるなぁと

思っていたら、

帰国後、妊娠4ヶ月と発覚。

 

わたしの顔は、

目鼻立ちが、

はっきりしておらず

 

つぶらな瞳と、

おちょぼ口がウリで、

 

中学生のときのあだ名は、

こけし、または、地蔵。

 

そんな顔立ちなので、

モンゴルでは、モンゴル語

話しかけられることも多く、 

 

アイアム、ノット、モンゴリアン、

なんだけど、

 

モンゴルの方々は、

どことなく、なつかしさを感じ、

わたしの先祖のルーツを悟る。

 

モンゴルを楽しむ中、

知らぬ間に、

息子は、すくすくと

お腹の中で育ってくれてました。

 

妊娠がわかり、

ここぞとばかり、

DVD生活を送る日々。

 

毎日、韓国のドラマをみまくり、

とくにはまったのは、

宮廷女官チャングムの誓い

医食同源の深さたるや!

すごいと思いながら、

 

カウチポテト繰り返して、

体重は、18kg超え。

ほんとは、もう少し超えてます。

 

朝青龍に似てきてるよ、と夫。 

そんなばかな!!と

鏡の前で、ほんまや!!

 

臨月直前、

赤ちゃん、産道とおれるかな・・・

と急に不安に。

不安になるのが遅い・・・

 

里帰り出産のため、

体重増加の把握がしづらかったのか

助産師さんは、   

 

「身長もあるしね、 

血圧も血糖値は問題ないしね、

でも、気をつけてね。」と。

 

っていうか、

臨月直前に、

いまさら何言ってんだ!

思っていたのだろうなぁ、と

ブログを書きながら、

いまさら振り返る。

 

医師は、いつも必要最低限の

言葉のみ。

「気をつけなさい」と、

コメント7文字。

 

愛想もなければ、

とても無口な医師でしたが、

腕はいいと聞いており、信頼。

 

外科医と産婦人科は、

腕がよければ、

それ以上、求めません。

わたし、失敗しませんから!

 

朝5時、陣痛がきて、診察。

その日は、雪が激しく降り、

とても寒い朝でした。

 

「子宮口は3cm程度だから、

自宅で様子をみて」と

いままでで一番長い、

コメント21文字の医師。

 

えー!もうこんなに痛いのに?

自宅に、も、も、戻る??

こんなに雪が降っているのに?

 

また、今日来るかもなのに?

一度帰る?

 

こんなに寒いのに、

帰ってまた来るなんて、

ほんとうに無理です、、、と

気持ちが募り、

 

なんとか、

今日産めるようにがんばるから、

入院をさせてくれないか?と頼む私。

 

無言の医師。

            

がんばるから、

どうか病院にいさせてほしい、

と必死に訴える私。

 

そんな私をみて、

静かに目を閉じる医師。

 

今日は、8人部屋の部屋に

1人しかいないから、

空いてはいます、と事務の方。

 

閉じた目を静かにあけ、

「好きにしなさい」と、

投げ捨てるように

7文字のコメントの医師。

 

事務の方、助産師さん、医師、

環境、すべてに感謝!

 

よぉーし!安産!安産!

スルスルスッポン!で産むぞ!

と意気込み、

 

応援にきてくれた友人with生後半年のベイビーと

夫の前で、雑談をしながら、

スクワット開始。

 

痛みがくると、座り込み、

痛みをぐっとこらえながら。

 

「出産は体力勝負だから!」と

半年前に出産した友人の新鮮な

助言のもと、

 

友人が差し入れてれた

 

ケーキを食べたり

(体重への気づかいか、マクロビのケーキ)

 

唐揚げを食べたり

(マクロビのケーキ、帳消だな)

 

その友人は、陣痛のタイミングを

測って記録してくれて、

よしよし!いい間隔だねー!

なんて会話をしながら。

 

 

が、しかし、夕方になっても、

陣痛は続き、

17時、子宮口3cm。

 

朝から変わってないじゃない!

いままでの

12時間はなんだったんだ。。。

と、

これまでの人生を反省しまくる、女、朝青龍

 

「陣痛がくるたびに、

痛いからと、

呼吸を止めちゃダメよ〜、

 

痛みがきたら、

ゆっくりと深呼吸するんだよ〜」

と穏やかな助産師さん。

 

「そうすると

少しづつ、少しづつ、

子宮が開くからね〜。」

 

 

え!!!えーーー!!

そうなの??

痛いから、息止めてたし!

痛みのたびに、

100パーセント止めてたし!

 

は、は、早く教えてーー!!

 

いや、きっと母親教室で

言われたんだろうな〜。

 

 

いままでの時間は何だったんだ!

オーマイガー!

オーマイパスタ!!!

 

それから、陣痛がくるたびに、

豪快に、  

深く、深〜く呼吸を繰り返す。 

 

まだまだ陣痛から

解放されず、

時間は21時をまわりました。