元気ですか。

10年くらい前、友だちが「わたし、エンヤ、好きなんだよね~」と言いました。

 

清楚な印象のその子が、エンヤが好きとは!と、やや驚きながらも、いまでも根強い人気なんだなぁ、と、

 

私の頭の中では、ショウヤという日本人の女性ロックバンドが思い浮かんでいて、エンヤ=SHOW-YA(ショーヤ)だと勘違いしていました。

 

エンヤとは、アイルランドの歌姫。

SHOW-YA(ショーヤ)とは、日本の女性ロックバンドで、バラのTATOOが特徴です。

 

しばらくしてから、エンヤとSHOW-YA(ショーヤ)が違う歌手だということに気づき、そのことを、いろんな友人に言うと、“そんなの間違えにくいわ“、とか、”は?“とか、理解してもらえない反応ばかり。

 

そりゃ、そうだよね~。まず、国籍ちがうし、ロックグループだし、バラのTATOOはエンヤにはないし、エンヤにはSHOW-YA(ショーヤ)の激しさないし、そりゃさ、友人たちの反応のほうが正しい。

 

でも、エンヤという歌手という存在を知らず、イコールになってしまっただから、仕方なし。

 

ある日、会社帰りの小田急線の電車の中で、一緒に帰っていた会社の同僚に、その話をしました。

 

私「わたしさ、エンヤとショウヤ、ずっと勘違いしててさ、最近、違いに気づいんだよね~」

 

同僚「わかる!わかる!わたしも、勘違いしてたというか、間違えやすいよね!」

 

え!!そう!!、私は、初めての反応に、うれしくなっちゃって、

 

私「だよねー!なんか間違えやすいよね。ヤで終わるしさ(おばか、か!)。エンヤは最近知ったけどさ、ショウヤと全然、違くてさ、びっくり。」

 

同僚「全然?そうかな・・・。似てるよ。まぁ、わたしは、ショウヤのほうが好き。エンヤもいいけど、どっちかというとショウヤ。」

 

全然違うジャンルだと思っていたけど、同僚は、似てるよ、と言ったので、音楽って深い!と思いながら、 

 

私「そうなんだね、ショウヤ派?・・・なんだね。やっぱり、ショウヤの人気、根強いんだね。」

 

同僚「どっちかというと、ショウヤのほうが人気あると思うよ。」

 

え?!そうなの?。まだまだ知らない音楽の世界があるんだな、と。

 

同僚「待ち合わせのときとか、場所、間違いやすいよね」

 

私「・・・。え?何の話??待ち合わせ??」

 

同僚「え?」

 

え?は?あ!この同僚は、居酒屋の“えんや”と“庄や”こと言ってるんだと気づき、でも、笑いが先にきちゃって、それって居酒屋のこと?という言葉がでず、腹を抱えながら、必死に、

 

私「そ、それって、い、、い、ざ、、、わ、わたしは、か、か、かしゅの、ほ、ほ、う」と、

小田急の電車の中、必死に笑い声を殺しながら、返すと、

 

同僚も気づいたらしく、ふたりで、代々木上原から下北沢までの間、必死に笑い声をおさえて、腹を抱えたというお話です。

 

※ショウヤ=庄やは、『ハイ!よろこんで!』 の全国にある居酒屋で、エンヤ=えんやは、東京で展開する海鮮居酒屋で、この2つも?同じグループではありません。

 

その同僚は、岡山の人でした。同じ小田急沿線に住んでいて、会社帰りに、下北沢の居酒屋に行ったり、パチンコに連れていってもらったりして。

 

仕事の合間に、どちらかが、右手でパチンコするジェスチャーをすると、仕事終わりに今日も行きますか?と、パチンコにいこうという合図。

 

そのうち、パチンコの“天才バカボン”に、はまった私は、ひとりで、祖師谷のパチンコ屋に日曜日の朝も並ぶようになり、確変のときの♪バーカー、ボンボン!!♪でアドレナリンが大放出で興奮。

 

“確変”とか、“換金”とかも知り、サラリーマン金太郎の“スロット”もしてみたりして、結局、3ヶ月で10万円負けて、きっぱり、パチンコから、足を洗いました。

 

その同僚の連絡先はもう分かりませんが、Mさん、元気ですか?

 

ショウヤ、聴いていますか?

聴いてないか。ファンって言ってないか。

 

ショウヤで呑んでますか?

 

また、エンヤかショウヤでまた飲みたいもんです。