マインドはらネス
生きていると、喜怒哀楽、
いろんな感情が、顔をだすものです。
20代の頃、仕事で腹立つことがあると、
心の中で、
「あーーー!もう!腹立つ!」のあとに
「のり!」をつけて、
「あー!原辰則!」と呟き、怒りを静めていました。
この“腹立つ!&のり”は、
心を静めるのに、本当に効く言葉で、
「あー!はらたつ!はらたつのり!」
と心の中で呟くと、
怒り100%だった脳みそに、
原辰則さんという余裕がうまれ、
怒り度合いによりますが、
怒りを60%〜80%くらいまで減らすことができ、
少し、冷静さを取り戻すことができます。
同僚Pに言うと、へー!やってみると言いました。
やってみると、これは笑えるね、と同僚。
それからは、ふたりで、
理不尽な上司の命令に、
まじ、はらたつのり!!とか
言ったりして、心鎮める。
ひとりで心でつぶやくより、
ふたりで、声にだしたほうが、
効果があることに気づきます。
笑いは倍に、怒りは半分に。
どんなときも、汝を愛すると誓います。
ある日、いつものように
「ほんとに腹立つ!あー、はらたつのり!」と
つぶやきながら、席に戻ると、
どうした?と聞いてくる同僚P。
隣の同僚Pを見ると、
そこには原辰徳氏が!!
原辰徳氏のうちわを顔に
あてている同僚がいました。
現在でいうと、ロバートの秋山が、
梅宮たっちゃんの写真モノマネをするような感じです。
その同僚の準備性を見習いたいと思いながら、
笑いながら、視覚の力ってすごいと気づきました。
言葉の変換に、視覚をプラスすると、
気持ちを切り替えるのが早くなる!
怒り100%脳が、一瞬で原100%脳になるのです。
気持ちを切り替えるために、
トイレにいったり、外にでたりと、
場所を替えることが効果があるように、
写真にも効果があり、
たつのり効果もあります。
それからは、原辰徳氏のうちわを、
引き出しに忍ばせ、感情を静めたいときに、
度々、引き出しを開き、心を静める日々。
うっかり、原辰徳氏のうちわを、
机に出しっ放しにしてしまったときは、
上司から「あれ?ヤーコン、巨人ファン?」
なんて言われたりして、
「ある意味、原ファンですが、
巨人ファンではありません」と返す。
ある日、いつものように、
引き出しを開けると、
そこには、いつもの“原辰徳”氏ではなく、
代わりに“はらたいら”氏がいました。
同僚をみると、こっちをむいて笑ってる。
はら、はら、でも、こちらは、最終問題、倍、
さらにドンのほうだから、と、
クイズダービーの話に発展していきます。
同僚Pと私は、原辰徳氏、ときどき、
はらたいら氏のおかげで、
怒りを笑いに変え、ストレス緩和をしながら、
仕事をしたのでありました。
40代の今、腹立つとか、怒りよりも、
くよくよすることのほうが多くなり、
反省することがしばしば。
昨夜は、いろんな感情で、
いっぱいになり、
寝つきが悪かったのですが、
久々に、この、はら戦法を思い出し、
羊が一匹、羊が二匹のように、
原さん1人、原さん1人…と、
脳を原さん顔100個で埋め尽くすイメージをしてみました。
たまに、”はらたいら”さんも、でてきて、
いやいや違う違うと、
心の中でつぶやきながら数えると、
いつの間にか寝てました。
マインドフルネスじゃなくて、
マインドはらネスのおかげで、
今日はすっきり脳でお目覚めです。
これからも、マインドはらネスで、
穏やかな日々を、送りたいと思ひます。