my native カウンセラー
「ブルーハーツの曲に、“答えはきっと奥のほう、心のずっと奥のほう、涙はそこからやって来る ”っていう歌詞があるんだけど、心の奥にある気持ちを一緒に探したり、寄り添ったりするのが、カウンセラーの仕事だと思う。」という友人。
その友人は、人の気持ちに寄りそうのがとても上手というか、人の話を本当によく聴いてくれる。話というか、心を聴いてくれている人。
世の中には、カウンセラーとかでもなくても、気持ちにそっと寄り添ってくれたり、心の奥にあるひそかな思いに共感してくれたり、一歩踏み出す勇気をくれたりする人がいる。
感受性が豊かなのか、または、経験値なのか、相性なのかは、分かりませんが、 わたしは、こういう人をmyネィティブ(native)カウンセラーとひそかに呼んでます。
好きな映画は、アウトレイジ!!なんてヤクザ映画が大好きな人に限って、ネィティブ(native)カウンセラーだったりするから、人は趣味嗜好で判断できず。いや、むしろ、人情深いのか。
nativeカウンセラーにはなれずとも、できるだけ、身近な人の心に寄り添える心を養いたいと思ったヤーコンが、
以前、私と同僚と上司と3人で、会議をしていたときのことです。
同僚の言いたいことが、上司に、なかなか伝わらなくて、お互いに言い合いが始まりました。私には、同僚の話していることが理解できて、同僚の気持ちも伝わってきて、上司に理解してもらうためにはどうしたらよいのか・・・私は悶々としながら、しばらく2人のやりとりを聞いていました。
2人は、どんどんヒートアップし、平行線な状態になってきたので、これは、わたしの出番!私は同僚の気持ちや思いを、伝えなくては!と思い、鼻息をあらくして、勇気をだして、口を開き、上司に、
「あ、あの!、◯◯さん(同僚)が伝えたいことは、△△で◇◇だと思います!」
と、ビシッと言いましたwithドヤ顔。
すると、ヒートアップしていた同僚が、さらに、ヒートアップして、
「ぜんぜん違う!」とばっさり!
あちゃー!あいやー!ぜんぜん、わかってないし!私!分かった気になっている罪深さよ!恥ずかしさよ!心どころか、言葉も状況にも寄り添えてない自分の情けなさに、
反省モード学園に入学。
カウンセラーになる道は、まだまだ遠いけれど、心理学を一生学び続けることを誓ったのでした。