小児の脊柱側弯症の疑いと診断されてから、朝10分のラジオ体操の習慣ができた理由

1年前の春、息子が小学3年生のとき、学校の健診で、小児の脊柱側弯症の疑いと診断され、精密検査を受けるように言われました。

右の肩甲骨と左の肩甲骨のバランスが悪く、右が下がっていることが、素人のわたしでもわかるほど左右差がある・・・ガビーンと思いながら、小児の脊柱側と調べてみると、脊柱側弯症には2種類あることが分かりました。

脊柱側弯症

①機能性側弯
疼痛、姿勢、下肢長差などの原因による一時的な側弯状態のもの。
②構築性側弯
脊椎のねじれを伴った脊柱の側方への弯曲であり、もとの正常の状態に戻らなくなった状態。 いまだ原因がわかっていない側弯症と原因である病気がわかっている側弯症がある。

日本整形外科学会参照https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/infants_scoliosis.html

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《学校保健フリーイラストより》

息子がどちらに当てはまるか分かりませんでしたが、普段から、息子には体幹がなく、ふにゃふにゃとしていて、姿勢もわるいことは、親として分かっていました。しかし、気づいたときだけ、ピシっとしなさい!と言うだけで、真剣には考えていなかったつけがまわってきたと思いました。

整形外科に行こうか迷っていたところ、ぎっくり腰で通院していた先生に相談すると、そういうのは、骨盤、脚長差を整えることで、よくなることもあるとのこと。まずは、その先生に、診てもらうと、歪みがあることが判明。やさしく矯正してもらい、自宅でのストレッチを教えてもらいました。

これ放っておくと、中学生で手術って子もいるから、早いうちがいいんだよ、こういうのは、と先生。

しばらく通院し、ストレッチを"さぼりながら”も続けて、1年経過した先月の健診で、正常と診断されて、ホッ。でも、ギリギリ正常な範囲。

まだまだクネクネしている、前髪クネオの息子。姿勢をよくすることは将来のためにも大切だと思ってはじめ、4月から、ラジオ体操を習慣にすることを決めました。

「息子の将来の背骨と肩甲骨と姿勢のためにやるぞ!」と息子と、そして自分に言い聞かせて、6時25分から10分間、NHK教育テレビを見ながらラジオ体操を始めました。

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最初はダラダラやっていた息子。でも、まずは1ヶ月はダラダラでもOKにしました。6時25分=ラジオ体操をする場所に立つというルーチーンをカラダに刻み込ませようと思ったから。

息子だけでなく私も、面倒でも何でも、まず6時25分になったら、とにかく、NHKをつけて体操する場所に立ち、どんなカタチでもやり終えるということを決めました。

問題は土日です。「学校のない土日はやるか?やらないか?」を話し合いました。親子ともども、土日はやらないことにしよう!!と即決。あっさり解決!息ぴったり!どんだけやりたくないんだ!!

最初は、面倒だなぁと思う日もありましたが、何とか続けて5月に突入。

はじめのうちは、ダラダラやっていた息子も、少しづつ、うまくなっていくのが分かります。ひじをまっすぐに伸ばす、とか、メリハリをつける動きをピシっとやるようになり、日に日に上達、上出来。

そして、6月になり、ラジオ体操をはじめてから3ヶ月!

習慣になっていると言ってもいいんじゃないですか?と言われたら、そうですね!!!これはもう立派な習慣!ルーチーン!と答えるでしょう。 

毎朝のラジオ体操を習慣にできた理由

  1. 最初のうちは、6時25分になったら、体操する場所に立つ。

  2. 土日は休みと決めて、怠けてよい日をつくったこと。

  3. 2週間ごとにご褒美を決める。息子の場合はポケモンカード162円!

朝の10分のラジオ体操、続けてみると、予想以上に気持ちがよいです。