(部屋は、独房だけど。)

新聞買っては→電話→断られて→また電話。懲りずに繰り返す。相手の迷惑も顧みず。

「あなたの情報をLOOTで見つけた、ぜひ、見学させてほしい」

電話のたびに、毎回、繰り返したため、この英語のフレーズだけ、とても流暢に上達していきました。この英語”だけ”はネイティブなみに。部屋探しの英語マニュアルにいれてほしいフレーズ。繰り返し、って大事です。

100件以上電話をするようになると、最初はドキドキしていた感情や断られて凹んだ感情もなくなり、淡々と電話ができるチカラがつきました。そんなチカラはいらん。

電話を100件するまでには、見学をさせてもらえる家もでてきました。

実際に、行ってみると、汚さ!はんぱない!という家だったり、こわい家主だったり、あやしそうーと思ったり、(相手も、私を、そう思っただろうけど)行ってみないと&会ってみないと分からないことも多く、

電話→見学、電話→見学の繰り返しをして、1ヶ月以上、あー、もう、つかれちまったぜぃ、もうこれで、あきらめようかなと思いながら、かけた電話にでてくれた家主の声に、癒される。あれ?あなたは、イギリス版の森本レオですか?と思いました。

とてもきれいなイギリス英語で聞きやすく、ぜひ見学においで、というやさしさあふれるイギリス人男性。

早速行ってみると、1人の女子大生と2人の男大学生、合計3名が住んでおり、1部屋空いているから、と募集していたそう。

わたしの部屋になるであろうその部屋は、独房か!!と思うほど、せまかったのですが、相場の半額程度の家賃で、同世代のイギリス人学生、リビングは広く、なんかいい感じ!と思い、ぜひ入りたい!と思ったのですが、

「ソーリー、ほかにも、希望者がいるから、選定して、合格?したら電話するね」といわれ、寮の電話番号を伝え帰宅、ぶつぶつ考える。

“競争率高そうだし、無理かなぁ。でも、あの部屋、独房なみのせまさだったしな、たたみ3畳分すら、なかったな。なんか、部屋のかたちも、長方形というより、台形の形だったし・・・。え?あれって部屋?え?人じゃなくて荷物用?冷静に考えたら、競争率低いかも。“と自問自答を繰り返していたら、「ぜひ、一緒に住みましょう!」の電話がきて、2週間後に引越し。

「僕たちが卒業するまでの家だから、半年後までの契約だよ」と、家の代表者J→これが噂のイギリス版森本レオ。イギリス生活3件目の住居生活スタートしました(独房生活がスタートしました)。

 

 ※学生ビザの延期は、学校で証明書を再発行してもらい大使館でビザを延長してもらった記憶があります。 ビザを延長するときは、大使館に行くほか、一旦、国外にでて、新たに、ビザを発行してもらうとよいとか、留学生同士の情報ネットワークにたくさん助けられました。留学生との人間関係、貴重です。