規則正しい生活はなぜ必要なのか?と息子に聞かれたら・・・
私が小学生だった昔も、息子が小学生の今も、夏休みなど長期休みにはいると、学校からのお便りに、早寝早起きをしましょう、1日3食とりましょう、など規則正しい生活を送るように書いている。
なぜ?規則正しい生活をしなければならないのか?休みなんだから、好きに寝て、好きに遊んでもいいんじゃないか?と息子に聞かれたら、私はどう答えるのか?と思い、思考をめぐらせながら、時間栄養学、自律神経、ホルモン、脳のメカニズムなどいろいろ調べてみました。
ふむふむ、いろんな説に、なるほどではありますが、なんだかしっくりきません。
そもそも、規則正しい生活とは何か?と自分なりの定義していなかったことに気づきました。
規則とは?と国語辞典(小学館デジタル大辞泉)で調べてみると、
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き‐そく【規則】
1 行為や事務手続きなどが、それに基づいて行われるように定めた事柄。決まり。
2 物事の秩序。「規則正しい」
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物事の秩序、ふむふむ。秩序って、どんな意味だっけ?と調べてみると、
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ちつ‐じょ【秩序】
1 物事を行う場合の正しい順序・筋道。
2 その社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序やきまり。
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とありました。
規則正しい生活とは?を自分なりに定義してみると《自分で決める筋道のある生活》というのが、しっくりきました。
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すじみち【筋道】
① 物事の道理。すじ。
② 物事を行うにあたっての順序。手順。
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何時に起きて、何時に寝る、何時に食べて、何時に排泄して、何時に勉強する、何時に遊ぶなど、1日の基本的な行動の筋道を自分で決める。
数年前、当時82歳だった師が「自分の時間を自分自身でシステム化できている人とできていない人では、人生の後半に大きな差がでてきますよ」と言っていたこと思い出した。
自分で決めた時間の規則性をもって生活をすることは、自分の人生を主体的に生きる土台になるんだ。自分の人生を自分でコントロールする感覚を養うことができるんだ。と答えようと思います。
もうすぐ小学4年生の夏休みのはじまり。まだ、息子からの質問はありません。