わたしにとっての”はてなブログpro"「楽しく、パチパチ、好きに書けばいいのさ」

はてなブログをはじめて4年目。最初の1年目は無料版、2年目から有料版にした。2年で一括14400円、月単位で600円になる。

はてなブログ有料版にして、ドメインを取得し、google adsenseの申請も完了し、よしがんばるぞ!と意気込んでいたが、途中で書く気力を失った。

その理由はいくつかあるが、最も大きな原因は、オリジナリティを求めすぎていたことだ。オリジナリティ=独創性。辞書によると、

独創性とは、独自の考えで物事をつくり出す能力。また、新しい物事がもつそのような性質

とある。当時の私は、自分の文章や発想に対して、ありきたりだ、平凡だと思ったり、ときに、これはおもしろいと思っても、あまり反応がなかったりすると、自分の才能のなさに凹んでいたのであった。

そのときの自分に言いたい。「どんだけ才能があると思ってるんじゃい!まだ、100記事も書いていないじゃないか、お前は永遠の少年か!」と。

永遠の少年とは”理想を追い求めつつ、それを現実化する力に欠ける大人”のことである。

記事数を振り返ると、無料版だった2018年は50記事、有料版にした2019年は39記事、2020年にいたっては、1記事しか書いていない。

しかも、その唯一の記事は、”更年期おばさんのソロキャンプ ソロストーブ編”というタイトルで、火をおこすための小枝拾いが楽しいという内容だ。唯一の記事が、なぜ、これなのか、謎である。

オリジナリティとは何か?を考えすぎて、自分で自分のオリジナリティのハードルをあげ、こんな高いハードル超えられないよと、ひとり勝手に嘆いていたのである。投げやりな気持ちになり、放置していた「はてなブログ」だったが、2021年1月、意に反して、はてなブログproの自動更新がされてしまったことをきっかけに、また書くことにした。

「ビジネスライターではないのだから、自由に書けばいいのさ。歌でも口ずさみながら、楽しく、パチパチ、好きに書けばいいのさ。」と、スナフキン風に自分を励ましながら、再開したブログ。4年目にして、今日で、やっと111記事目だ。

どこに向かっているのかわからないが、確実にどこかにむかっている感覚にわくわくしているのであります。

f:id:dragon0206:20210305152112j:plain

山菜茹でてます。