コスタリカ旅行 快適に過ごすための服装 便利な服装 子連れコスタリカ旅行
コスタリカは、5月~11月は雨季、12月から4月が乾季。エコツーリズムを満喫したい場合は、やはり乾季の12月から4月がおすすめです。我が家が行ったのは、12月29日~1月9日までの年末年始でした。
コスタリカの気候
コスタリカは、南北に長く地形の変化に富んでいるため、地域によって、かなり気候差があります。さらに、コスタリカの面積は、北海道の6割程度の小さな国。2時間程度の移動で、初秋から、急に夏の季節に変わるなんてこともあります。
例えば、中央にある首都サンホセは、平均気温20℃。降水量は多くありません。
一方、カリブ海沿岸地方は、高温多湿で熱帯性気候、平均気温30℃近くまで気温があがることもあり、蒸し暑く、降水量も多い。乾季は日中の日差しが強くて、風も強くなります。
また、モンテベルテは、昼は初夏で、夜は初秋という1日の中で気温差があります。
幻の鳥ケツァール探しのサン ヘラルド デ ドータは、早朝集合で防寒必要。
おまけに、機内は、冷房つよすぎるー!!!
スーツケースは機内持込サイズをすすめる理由
地域ごとに気候差があるコスタリカ旅行には、夏の暑さにも、秋の寒さにも、風の強さにも、雨の量にも対応できる服装の準備が必要です。
しかも、海外の飛行機を利用する場合、機内に荷物を預けるのにお金がかかる。実際、アメリカン航空の場合、荷物1個30ドルと言われました。
荷物を預けるのに1個30ドル払いたくない方は、機内持ち込み可能サイズのスーツケースがおすすめです。
アメリカン航空の機内持込サイズ
3辺が56 x 36 x 23センチ超えないもの(取っ手や車輪を含む)
空港に設置される荷物サイズ測定器に収まるもの
コスタリカ旅行を快適に過ごすための服装とは?
登山、野外キャンプに行くときの服装をイメージすると分かりやすいです。山の天気はコロコロ変わるので、変わる天気に対応できる服装を工夫します。かつ、登山では軽量な荷物が求められます。
まさにコスタリカ旅行の服装の条件とぴったりです。我が家は、登山の服装を参考にして準備をし、11日間のコスタリカ旅行を、快適に健康に過ごすことができました。
実際に持っていった服装
□フリース1枚
目的は保温です。ナイトツアー、夜のプールサイド、寒い機内、空港で大活躍。
□レインウエア1枚
目的は2つあります。①風と雨から守ること②風が強く寒いときにはフリースの上から着て防寒すること。防水性と防風性がある素材が必須。
□ズボン 2枚
動きやすいストレッチ素材がおすすめです。
□長袖Tシャツ 3枚
通気性のよい長袖Tシャツ。ポリエステルやポリエステル混の素材がおすすめです。虫さされ対策にも、けが対策のためにも、半袖より長袖のほうが重宝しました。通気性がよければ、洗濯しても乾きやすいので、一石二鳥です。
□下着パンツ3枚
洗濯をしてすぐに乾くメッシュ素材がおすすめ。
□下着ブラ 3枚
洗濯をしてすぐに乾くメッシュ素材がおすすめ。
□靴下 3足
洗濯をしてすぐに乾くメッシュやウール素材がおすすめ。
□部屋着1枚<パジャマ兼用>
エコツーリズムから帰ってきたら、まずはシャワーを浴びてスッキリしたくなります。きれいな状態で部屋でリラックスするためにも、部屋着は持参して正解でした。
□手ぬぐい 2枚
首の日焼け防止、汗を拭く、カラダ、顔を拭くなどあらゆる場面で活用。
□脱げないビーチサンダル
タバコンリゾートのジャングル温泉に入るときに必須!我が家は、夫と息子のみが持参、私は荷物を少なくするために、いらないと判断しましたが、ものすごく後悔しました・・・。これがないと足裏が痛くて、楽しさ半減!!!ぜったいに持っていったほうがいいです!プールや温泉に入らない場合でも、ビーチサンダルは、コスタリカ旅行中にあると便利でおすすめです。旅行中の部屋で過ごすときに快適。また、食事に行くときなど、ちょっとした外出にも便利。さらに、1日履いたシューズを休ませるためにも、自分の足を開放してあげるためにも、おすすめです。ビーチサンダルを履いていった夫と息子は私より数倍、コスタリカを快適に過ごしていました。これは必須!!!
□帽子
必須アイテムです!ポリエステルやメッシュの素材がおすすめです。
□トレッキングシューズ
エコツーリズムでは本当によく歩くので、トレッキングやハイキングシューズのほうがおすすめですが、履き慣れたスニーカーでも大丈夫といえば大丈夫。
息子の靴は瞬足という普通の運動靴でしたが、大丈夫でした。長靴は持っていきませんでしたが、問題なかったです。
□半袖 3枚
通気性のよい長袖があれば、半袖は、1~2枚もっていく程度でいいか思いました。綿100%のTシャツは、乾きにくいので要注意!
□カーディガン1枚
ユニクロの麻のカーディガン持参。 半袖の上にぱさっと着たのは数回。年末のタバコンリゾートのレストランで役立ちました。
□水着
タバコンリゾートやプールのときに使用。
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青字は、便利で役立つ服装で必須です。
緑字は、あれば役立つときがあるかも。
黄字は、海やプール、温泉で必要です。
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洗濯は?
下着や長袖の洗濯を2日~3日に1回程度。ズボンは必要に応じて。基本手洗いです。洗剤ももっていきましたが、お湯でジャブジャブと洗って、ギュっとしぼって乾かせば、問題なし。綿100%は、ほんとに乾きにくい上に、においが残ります。
100均の小さな洗濯板が役立ちましたよ!とくに下着を洗濯するとき。
フリース、レインジャケットは、日本国に帰るまで、一度も洗わず。
実際に体験した服装の感想
<旅行期間:12月29日~1月9日の乾季>
・スターバックス農園
夏のイメージ。半袖で過ごしました。風が少し強いときがあり、そのときは、レインジャケットを着ました。
・タバコンリゾート
昼は、夏でした。水着と脱げないビーサンを着用。
夜は、夏が終わりかけの夜の肌寒さで、プールサイドは涼しくなるので、ホテルのバスローブを使用しました。バスローブでウロウロしている人が多い!
・ サラピキ地区
昼の森散策は、夏のイメージ。半袖で行きたいところですが、虫対策やすり傷対策のためにも、半袖よりも、通気性のよい長袖Tシャツががおすすめ。
夜のナイトツアーは、初秋のイメージ。通気性のよい長袖Tシャツの上に、フリースを持参すれば安心。
・サン ヘラルド デ ドータ 幻の鳥ケツァール観察ツアー
朝5時台に集合!という場合が多いです。気温は、中秋のイメージ。
通気性のよい長袖Tシャツの上にフリースを着て、レインジャケットで調整。長袖だけだと寒い!
・モンテベルテ 雲霧林散策
昼夜の気温差が10℃以上になる日もあります。昼は、通気性のいい長袖、ナイトツアーにはフリース必須。風が強いときは、フリースの上からレインジャケットを重ね着して、風から守れば、防寒対策ばっちり。
・サンホセ 市内観光
昼のサンホセの市内観光は夏。26℃。服装は半袖でOK。
おすすめのベースレイヤーとは
コスタリカ旅行に持っていってとても便利だったのがベースレイヤーです。
ベースレイヤーとは、登山に便利な服装で、肌に直接触れる一番下に着る服のことをベースレイヤーといいます。素早く汗を吸収して、外へ逃がし、肌をドライに保って、体温を調整する役割があります。
ジャングルや森をハイキング中の汗や、突然の雨で濡れても、また洗濯しても乾きやすいので、旅行中とても便利でした。
ベースレイヤーの素材は2種類あります。
①メリノウール
コスタリカ旅行に便利で役立つのは、雨や暑さに対応しやすいポリエステル素材のほうです。
ベースレイヤーの価格
4000円~10000円と価格に幅がありますが、コスタリカ旅行でのエコツーリズムで利用の場合は、安いほうでいいと思います。本格的に登山するぜ!という方は別です。
4000円でも高いわ!と思ってしまいますが、このベースレイヤー、とても着心地がよいので、一度着てみると、この機能性に、納得お得です。
わたしは、コスタリカ旅行のために購入しましたが、とても着心地がよく、いまでは通常着としても気に入ってます。また、洗濯してもすぐに乾くので、旅行に行くときには必須アイテムになりました。
ベースレイヤー で、検索すると、モンベルやパタゴニア、アシックスなど登山用やスポーツ用品ブランドなど多数でてきます。
わたしは、登山が趣味の夫の助言により、パタゴニアのベースレイヤーを購入しました。機能性はもちろん、カタチもかっちょええので、気に入ってます。
半袖より長袖を
コスタリカ旅行で、標高差のあるモンテベルテをハイキングする、サラピキの森を散策する、ジャングルを歩く予定がある場合、吸水性・発散性の高いベースレイヤーは役立ちました。
森を散策して、ホテルに戻り、洗面所でお湯でジャブジャブあらって洗濯しても、乾きがいいのも、便利でした。
また、虫除け防止、けが防止のためにも、コスタリカ旅行では、半袖よりも長袖のベースレイヤーがおすすめです。半袖より断然、長袖!!!
綿100%の素材はどう?
綿100%は乾きがわるくて、においも残りやすいので、要注意。
ワタシは、綿100%半袖Tシャツも持参しましたが、洗濯後も、汗かいたあとも、いかに乾きにくいかを実感!
コスタリカ旅行の服装は、自宅にある衣類で用意したいわ・・という場合でも、持っている服の中で、できるだけ綿100%以外の素材を選ぶといいと思います。
綿100%はコスタリカ旅行にはすすめないよ!と声を大にして伝えたいコスタリカ大好きおばさんより。
快適な服装で、コスタリカ旅行を、楽しんでくださいね!