わたしの脳みそに、黒船が来たぞー!

イギリスに行くまで、

日本人が一番おもしろい民族だと思っていました。

 

アメリカのアメリカジョーク?

イギリスのブラックユーモア?

ノーノーノー!

ジャポンでしょ!

ジャポンが一番!

 

B&B、ツービート、

紳助竜介etc

日本のお笑いが最高、

だと思っていました。

 

しかし、

 

ガイドしてくれた

イギリス人のユーモアが

私の笑いのつぼに

すっかりはまり、

 

同時に、わたしの頭の中は、

なんて鎖国だったんだ!と

気づきました。

 

他国を知らずして、

母国が一番、

日本が最高!だなんて、

自分の考えの狭さたるや! 

鎖国だ、わたしは鎖国脳!

狭すぎる!狭すぎだった!

 

ガイドのユーモアに触れ、

 

黒船がきたぞーーーーーーー!

ペリー来航!!!!!

と、私の脳みそに

黒船が!

ペリーが!

坂本龍馬が!

 

『日本を今一度

せんたくいたし申候』

『わたしの脳を今一度

せんたくいたし甲候』

 

私の脳は幕末の日本ぜよ!

脳を開国せねば!

 

そのガイドさんは、

わたしにとってのペリー!

いや、勝海舟か!

あ、そうか、勝海舟のほうか。

 

どっちでもええわ!

 

世界を見なければ!

世界を知らなければ!

という気持ちが高まり、

 

イギリスに住むぜよ!

おりょう!

住むぜよ〜!!!

世界の笑いのツボを知るぜよー!

 

それから数ヶ月後

イギリス生活が

スタートした22歳初秋。