常識に押しつぶされそうになったら「本当にそうなのか??」と自分に問うてみる
「挨拶ができないやつは、ろくなやつがいない」「挨拶ができない人は絶対にだめだ」などと言う人がいるが”本当にそうなのか??”と疑問を抱く。
挨拶ができる詐欺師はいるし、挨拶ができなくても心優しい人を私は知っている。また、挨拶も愛想もよいが技術がない医者もいれば、愛想も挨拶もないが技術がある医者もいる。私だったら、挨拶も愛想もない腕のいい医師に診てもらいたいと思う。
世の中には、誰が考えたのか分からない常識があふれ、無意識に生きていると、世間の常識が自分の中に内在化し、世間の常識=自分の常識となってしまい、息苦しくなってしまうことがある。そんなときは、いつのまにか内在化してしまった自分の常識に「本当にそうなのか??」と自分に問うてみる。
誰かに否定的な何かを決めつけられたときも「本当にそうなのか??」の問いは役に立つ。例えば、同僚に「〇〇さんて、ほんとに要領悪いよね」と決めつけられたとき。「私は要領が悪いのか・・・」と受け止める前に、「本当にそうかな??」と問うてみる。そうすると「仕事は遅いかもしれないけど、ミスは少ないし、納期には間に合ってる。要領が悪いわけではなく、慎重ともいえるよね」なんていう答えが自分からでてくるかもしれない。
または「要領が悪いってなんだ?ずいぶん抽象的で感情的で曖昧な表現だな。要領が悪いっていうのは、あなたと同じペースじゃないってだけかも」なんて答えもでてくるかもしれない。
また、考えを押し付けられたときにも「本当にそうなのか??」と問うてみる。例えば、義母に「子どもは、絶対に大学に行かせるのが親の使命よ!だから親としてしっかり教育してちょうだいよ」と押し付けられたら、「本当にそうなのか??」と問うてみる。そうすると「そうとは限らないよな。そもそも、親の使命って何?そういわれてみれば、そんなこと考えたことなかったなぁ、親の使命って何だろう?」と次の疑問がでてくるかもしれない。
こうやって、自己対話をしていくと、自分なりの答えが必ず見つかり、その答えが自分軸をつくり、自分の人生を支えてくれると思う。
ちなみに、我が家では、夫も10歳の息子も私も「絶対」という言葉をできるだけ使わないように気をつけている。
絶対の意味を辞書で調べてみると「他との比較対立を越えていること」とある。「絶対」という言葉を使ってしまうと、その他の選択の可能性をなくしてしまうのだ。
世の中に「絶対」なんてことは「絶対」にないのだ。本当にそうなのか??
何を言われようが、自分で意味づけすればいいのだ。それでいいのだ。
以前、私と日本人女性2人で、イギリスの街を歩いていると、こちらを見ながら、英語で「ヘイ!スシー!テンプラー!ハハハー!」と叫ぶイギリス人らしき男性がいた。
日本人に会うと、挨拶代わりに「すしー!てんぷら!」という外国人がたまにいるので、私にとっては、微笑ましい程度の気持ちだったが、1人の友人は「またナンパだ」と喜び、もうひとりの友人は「また人種差別だと」と怒って、落ち込んでいるのだ。
なんだ、この受け取り方の差は!「ヘイ!スシー!テンプラー!」で、ナンパだと思う想像力の高さよ!一方では人種差別だと思う、これまた想像力の高さよ!この受け取りの差に驚いた。これまでの人生の経験値が関係しているのだろうか、それとも気質か性質か、生育か、認知のゆがみなのか、この受け取りの差には、さまざまな要因があるだろう。
生きていれば、周りからいろいろ言われることがある。いい言葉を言われることもあれば、悪口らしきことを言われ傷つくこともあるだろう。そんなとき、傷つくか傷つかないか、自分で決めていいということを、イギリスの街で、この日本人2人に教わったのである。何を言われようが、自分で意味づけていいのだ。それでいいのだ。
そして、お釈迦様の「悪口は受け取らないと相手の元に戻る」という話が好きだ。
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引用元:悪口は 受け取らないと 相手の元に戻る - お坊さん33秒法話[hasunoha]
あるところに、お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿を見て、ひがんでいる男がいました。「どうして、あんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。いまいましい」。そこで、男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦様をののしってやることにしました。
「お釈迦の野郎、きっと、おれに悪口を言われたら、汚い言葉で言い返してくるだろう。その様子を人々が見たら、あいつの人気なんて、アッという間に崩れるに違いない」そして、その日が来ました。
男は、お釈迦様の前に立ちはだかって、ひどい言葉を投げかけます。お釈迦様は、ただ黙って、その男の言葉を聞いておられました。弟子たちはくやしい気持ちで、「あんなひどいことを言わせておいていいのですか?」とお釈迦様にたずねました。
それでも、お釈迦様は一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を聞いていました。一方的にお釈迦様の悪口を言い続けて疲れたのか、しばらく後、その場にへたりこんでしまいました。
どんな悪口を言っても、お釈迦様は一言も言い返さないので、なんだか虚しくなってしまったのです。その様子を見て、お釈迦様は、静かにその男にたずねました。
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」
こう聞かれた男は、突っぱねるように言いました。
「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう。わかりきったことを聞くな」
男はそう答えてからすぐに、「あっ」と気づきました。お釈迦様は静かにこう続けられました。
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。でも、私はそのののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」
悪口は 受け取らないと 相手の元に戻る - お坊さん33秒法話[hasunoha]
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褒められたら、素直に受け取り、悪口らしきことを言われたら、「その悪口の贈り物、受け取らないぜ」と唱えればいいのだ。ノーサンキューなのだ。
先日「あなた、顔が小さいわね」と言われたので、「ありがとう!」と素直に受け取ったら、「いやいや、顔が小さいわね、って言っただけで、褒めているわけではないから」と返されました。恥っ!笑!確かに!
どんな言葉を言われても、どんな意味づけをするかどうかは、自分が決めていいのだ。それがいいのだ。
「それが俺だから、それはもうしょうがない」という潔さ
爆笑問題の太田氏とキングコングの西野氏のラジオを聴いた。このラジオの中で聴いて、勇気をもらえる一言があった(正確にはyoutubeで見つけたラジオ)。
西野氏の映画「えんとつ町のプペル」については、賛否両論あるようだが、このラジオの中で、爆笑問題の太田氏は大絶賛していた。自分が幼い頃に観て感動した昔のディズニー映画の色使いに似ていてね、すごいと思ったと太田氏。その感想が予想外だったのか、西野氏は心底とても喜んでいることが伝わってきた。
私自身は、西野氏の特別のファンでもなく、えんとつ町のプペルの映画も観ていないが、テレビで西野氏と先輩芸人が絡む姿は好きだ。
続けて、太田氏が、作品がもう素晴らしいんだから、余計なこと言わなければいいのにと苦言を呈した。「映画のネタばらしたりさ、お金儲けの方法とかさ、こうやったらうまくいくとか、売り込み方とか言っちゃってさ、そこがインチキくさくなっちゃうんだよ〜、言わなきゃいいのに」と太田氏。
それに対して、西野氏が、インチキとか、詐欺師とか金儲けとか周りが広げているだけだから!と笑いながら否定しながらも「言っちゃうんすよ、言っちゃうの。そういうやつなんですよ、おれは。それはもう、しょうがない、おれは、そういう奴だから!」みたいなことを返した。
その言葉を聴いて、ブラボー!いいね!いいなぁ!丸ごと自分を肯定するって、気持ちがいいなぁ!と明るい気持ちになった。
インチキっぽいだの、宗教だの、教祖様だの、捕まらない詐欺師だの、いろいろ言われている西野氏だが、周りに何を言われようが、これが俺だから!それはもうしょうがない!という潔さ。
これを聴いて、西野氏ファンでもない自分でも、勇気をもらった。
要領が悪い自分も、ひとこと余計な自分も、集団行動が苦手な自分も、外反母趾の自分も、目が小さな自分も、料理の盛り付けが美しくないと言われる自分も、
「これが私だから!それはもうしょうがない!」と自分を丸ごと肯定すると「まっいっか!やれることしかやれないんだから、それなりに、がんばっていくか!」と思える潔い自分に出会える。
西野氏のオンラインサロンが人気なのもわかるわ。しかしながら、私は、爆笑問題の太田のぴーちゃんファン一筋なのである。これにも賛否両論あるだろうが。
わたしはわたし。あなたはあなた。
友人Cちゃんを話していると、いつも、気分よく話せる。なぜか?会話の中で、決して否定をしないのである。だからといって、無理に同調をするわけでもない。すべての意見を受け入れてくれるわけでもない。
考え方や意見があうと「わかる、わかるわ~」などと明確に発言するが、考え方や意見があわないときは、「そうなんだぁ」とか「なるほどねぇ」と反応する。
友人Cちゃんは、昔から、こんな人かというと、違うらしい。昔は、自分はそう思ってなくても、相手に同調したり、相手が喜びそうな反応をしていたと。でも、同調していると、自分がないような気がしてきたという。
「むしろ、自分がないから同調していたのかも。自分が何を考えて、何か思っているのか、自分自身が自分を分かっていなかったから、同調するしかなかったのかも。そんな反応しかできなかったのかも」と。
自分が何を考えて、どう思っているのか、自己対話をするようになってから、同調している自分に違和感を感じるようになり、自分が嫌になって、ある日、もう同調はやめる!と決めたという。
そして、自分の考えや意見を伝えるときは、まず”私はこう思うんだけどね”とか”これは私の考えなんだけどね”と言ってから自分の意見を話す友人Cちゃん。
このクッション言葉があることによって、反対意見であったとしても、尊重されているように感じて、大切に扱われているような気がして素直に受け入れることができる。
このクッション言葉は、自分も他人も尊重できる愛の言葉だな。意見なんか合わなくても合ってもいい、合ったら、うれしいし、合わなかったら、なるほどねぇ。
わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、
あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。
わたしはわたし。あなたはあなた。
もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。
しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ。
そこに生きているだけで、誰かの何かに共鳴させる
昔、好きな男性のタイプは?という話題になり、聡明で穏やかな職場の女の先輩が「私は傍若無人な人が好き」と答えた。 傍若無人??その言葉を初めて知った私。
意味を調べてみると、傍若無人とは、「人まえをはばからず勝手気ままにふるまうこと」だと知る。
優しいとか、誠実とか、包容力があるとか、一般的には、そんな回答が多い中、傍若無人な人が好き、とは、とても衝撃的な答えだった。「傍若無人なヒトって、自由で正直に生きてて、魅力的」と先輩。
どこまでの傍若無人ぶりを許容とするかというのはあるけれど。
この話は、15年以上前のことだが、とても強く印象に残っていて、なぜか、ロックンロール!でお馴染みの内田裕也氏を見るたびに、その先輩を思い出すのである。そして、歳をとるごとに、先輩の言っていたことが、分かってきたような気がする。ちなみに、私は内田裕也氏が好きだ。
先日、友人が「旦那は、超わがままで、社会的に適応できていないところも多いし、旦那さんとしても、子どもの父親としても、ダメなところがたくさんあると思うんだけど、一緒にいて安心するのよ。
自分に正直に生きていて、堂々と生きていてね、ありのままに生きていいんだ、と思わせてくれる。破天荒で、変人と思われているかもしれないけど、自分のやりたいことをやって、自分で自分を幸せにして、誰かのために何かしなくても、ありのままで生きるってことだけで、周りにしあわせをするんだよね」と。
家族として、大変なところもたくさんあるだろうけど、ありのままに生きるというのは、それを上回るくらいの魅力があるんだろう。
先輩の「傍若無人は、正直で自由で、魅力的」という言葉を思い出した。
誰が考えたかもわからないような常識や観念に縛られることなく、自由にありのままに、自分に正直に生きている人をみると勇気がわいてくる。
そんな生き方いやだ、と思う人もいるだろう。それもいい。自由に生きてなくても、世間軸にあわせて生きているとしても、どんな生き方をしていたとしても、誰かのために生きなくても誰かを幸せにしようと思わなくても、そんなことを思わなくても、ただ、そこに生きているだけで、誰かの何に共鳴しあうのが人間だ。
軽やかに生きるって?
芸能人でも、知り合いでも、友人でも、ステキだなと思う人は、なんだか、軽やかに生きてる人だなぁと思った。とても気持ちよさそうで、生きていることに清々しさを感じる人。
私も軽やかな人になりたい、軽やかに生きたいと思い、よし、軽やかな人な目指すぞ!と決めたものの、あり?軽やかって何?軽やかに生きるって何?生きていることに清々しいって何?という疑問が浮かび、何をすれば、軽やかになるのか?が全く分からなかった。
”軽やか”と一言でいっても、人それぞれ、定義は違うだろう。
自分にとっての「軽やかに生きる」って何なのか?自分は、どうやったら軽やかに生きれるのか?自分なりの「軽やか」の定義を見つけるために、
しばらくの間、軽やかに生きていると思われる人たちを観察したり、日常の中で、自分自身が軽やか!と感じたときの自分を観察してみた。
すると「軽やかに生きる人=ニュートラルで生きる人」という答えがみえてきた。ニュートラル、つまりは、中立だ。
何か問題が起きたときに、いいとか悪いとか、善とか悪とか、ポジティブだとかネガティブだとか、あいつが悪い、そいつが悪いとか、二元論的な極端な結論ではなく、問題を客観的に捉えて、偏った意味づけをしない。
そして、たとえ、偏った意味づけをしてしまったときも、「あぁ偏った意味づけをしてしまった・・・わたしはダメだ」と、悪いOR良い、という二元論ではなく、
「偏った意味づけをしてしまうこともあるさ」と自分自身の感情をありのままに受け止め、感情にもニュートラルでいられる人、自分自身をありのままを肯定している人は軽やかだ。
1)外の出来事にも自分の感情にもニュートラルでいること」
2)自分のありのままを肯定すること
軽やかに生きるにためは、この2つが軸だな、という自分なりの答えをみつけて、ニュートラルと自分を肯定することを実践し始めた私。でも、これがなかなか、最初はむずかしい。二元論で判断してしまっていることが多々あり、自分の感情を否定してしまうのだ。そんなときは、気分が暗いし、重い。
最初は、ニュートラルを思い出すことに時間がかかった。重い気分が長く続いたあとに、あ、そうだった、ニュートラル思考だった、ニュートラル感覚!と思い出す。そうすると、自分の感情に気づき、あ、そうだった、そうだった、自分のありのままを肯定するだった、と思い出す。その繰り返し。忘れては思い出し、思い出しては忘れるの繰り返し。ニュートラル思考を思い出し、ありのままの気持ちや感情を肯定すると、心がふわっと軽くなる。とても気持ちがいいことがわかった。
気持ちよさがわかるようになると、だんだん、ニュートラルを思い出す時間が短くなり、ニュートラル思考に、短時間でアクセスできるようになり、心が軽やかな時間が増えてきた。
これを何度も繰り返し、反復してやっていくことで、少しづつニュートラル思考とありのままの自分を肯定するという循環が、自分のものになっていくという感覚になった。
まだまだではあるが、軽やかに生きるを目指していたら、前よりずっと人生が楽になっていた。ニュートラル思考&感覚とありのままを肯定する習慣を続けていき、もっと軽やかに生きていきたい。
はてなpro自動更新にありがとう!(泣)と言えるように・・・
なかなかブログも書けないし、はてなブログproは、やめようかと迷っていた矢先、自動更新されましたというメールが届いた。
しかも、2023年までの2年分14400円がクレジットカードから引き落とされるという通知。
な、なにー!ガ、ガーン!
2年前に自分で設定していたから、仕方ないんだけど、いろんな感情がこみあげてくる。「言ってよー!はてなさん、事前に教えてくれよー!」という自分と、「気づかなかった自分がわるいよなぁ」という2人の自分が戦っている。
ドメインはムームードメインを利用していて、年間約1000円。なぜか、こちらの更新はしっかり管理していて、迷ったあげく、まぁ1000円なら、あと1年様子をみようと思い更新していた自分。
何の様子をみようと思っていたのか。。。きっと、自分の気持ちの様子。更新できないながらも、思い出のつまっているこのブログを閉じてしまうことに迷いがあったのだ。
あとで、分かったのだが、別に有料ドメインでなくても、このブログを残すことはできて、しかも、proでなくても、adsenseは通るという情報を知り、私の情報収集の甘さに気付く。
ダメ元で、はてなに問い合わせしたみたものの、申し訳ないです、キャンセルできませんと、丁寧に返事が届いた。返事をもらうまでの間に、いろいろ検索して、自動更新のキャンセルができる情報はなくあきらめていたので、素直に受け入れることができた。
「あぁでもなぜ、はてなproの自動更新のことを忘れてしまっていたのだろう・・・」動画配信サービスなど様々な自動更新については、きっちりと管理している自分だったが、「なぜ、このはてなproを忘れてしまっていたのか・・・わたしのカバ!バカ!」と後悔する自分。
しばらく、自分のネガティブな感情に浸っていると、もう一人の自分の声が・・・
「これを機に、またブログを書いたらどう?意に反しての自動更新ではあるけど、はてなブログproさんが、また書きなさいよ!!ってさ、背中を押してくれたのよ。最近、だらだら過ごしている自分には、いいスパイスだわ。だって、本当は書きたいと思っていたんでしょ。あたし、知ってる」と囁いてきた。
確かに、心の奥の奥の奥では、書きたいと思っていた。でも、もう才能もないし、たいして書くこともないし、たかが私の文章なんて、と思っていた。でも、書くことは好きで、少しでも収益になればいいなぁ、そう思って2年前に始めたんだよなぁと気持ちが蘇ってきた。
以前、上司から、メモをもらったことを思い出した。「人生ね、けっきょくコツコツやる奴が勝つっていうことよ」どういう経緯でこれをもらったか忘れたが、このメモを捨てられないでいた。
意に反して私の背中をおしてくれたはてなpro自動更新に心底ありがとう!(涙)といえるように、これから、コツコツ書いていこう。 参考までに、はてなproの自動更新の解約については、こちら↓
「静かで賢明な自分」に出会うために日記を書く
先日読んだ本「人生で起こること すべて良きこと(田坂広志氏著)」の中で、 誰にも読まれない日記を書くことで「静かで賢明な自分と対話」ができるようになるとありました。
静かで賢明な自分とは、起こった出来事の意味を教えてくれる自分。いま自分が何を学ぶべきか教えてくれて、その学びの課題に気がつかせてくれて、自分の人生は自分が引き受けるのだと教えてくれる存在。そして、自分の人生を引き受けることができるようになると、真の強さを身につけていくことができるという。
誰にも読まれない内省日記で、誰にも語れない自分自分の感情や思いを自由にありのままに書く。そして、冷静になり、心を整えた状態で、それを読み直すと自然に、もう一人の自分=静かで賢明な自分が現れ、自然と対話が始まる。そうすると、「最初の感情」とは「反対の感覚」が浮かび上がってくるとありました。
反対の「感情」ではなく「感覚」というのが、なんだか不思議であり、でも、その感覚に妙に納得する自分もいました。
例えば、何かに対する嫌悪感を生々しい言葉でありのままに書いていくと、ある段階で、その嫌悪感とは別の「感覚」が浮かび上がってくる。
自分の経験上、例えば、上司の愚痴を思う存分に、友達に聞いてもらって、すっきりすると、でもなぁ、あの人も、そこまで悪い人じゃないかもしれないなぁ、わたしみたいなおっちょこいの部下だと上司のほうがストレスかもなぁ、明日は、ちょっと、上司に自分から話しかけてみようかな、なんていう感覚というか気持ちがわいてくることがある。
わいてこないこともあるけれど・・・それは、きっと「ある段階」にきていないときかもしれない。毎回、思う存分愚痴を言えるわけでもないし、友人の負担を考えると、遠慮してしまうこともある。
その点、内省日記は、とにかくありのままの出来事や気持ちを思う存分に、生々しく書ける。誰にも見せないのだから、心は自由だから、何を書いてもいい。ありのままの感情を思う存分だした先にある段階=静かで賢明な自分が待っているのだろう。
人は「何かひとつのことを言うと、全く別のことを言いたくなる」これは臨床心理学の河合隼雄さんの言葉。
「内省日記」はセルフカウンセリングとなり、「静かで賢明な自分」がカウンセラーとなって、自己対話を促してくれる。
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我々には、言葉にて語り得るものを語り尽くしたとき
言葉にて語り得ぬものを知ることがあるだろう
by ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」
「人生で起こること すべて良きこと(田坂広志氏著)」より
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更年期おばさんのソロキャンプ ソロストーブ編
わたしの更年期を癒すグッズは、
このソロストーブ。
軽くて丈夫なステンレス構造で、
小枝などの自然素材でも簡単に燃焼させることができます。
さらに、2重壁で燃焼効率が高くて、
更年期のおばさんでも、
簡単に火をつけることができる。
燃料=枝や葉っぱ。
鉛筆の芯くらいの小枝や、
松の葉で火をつけてから、
鉛筆くらいの枝を投入し、
次に、マジックサイズの枝を投入しながら、
炎を持続させます。
これらの枝や葉っぱを
拾いにいくのも楽しい。
ソロストーブに出会うまでは、
枝や葉に興味がなかったけれど、
いまや、歩くたびに、
ソロストーブ用の燃えそうな枝はどこだ?
油が多そうな木はどこだ?
と、宝さがしの気分で散策。
ソロストーブで炎で心癒され、
私は更年期を乗り越えるぜ。
ヒロシ先生のyoutubeも大好きです。
「氷白熊を食べに行こう!いざ対決じゃ!」天文館むじゃき in 鹿児島
少し前になりますが、息子の夏休みのはじまりとともに、鹿児島の旅に行ってきました。今回のテーマは「氷白熊を食べに行こう!いざ対決じゃ!」です。
対決じゃ!というのは、水曜どうでしょうの「対決列島~甘いもの国盗り物語」の受け売りです。
「対決列島」は、大泉洋たちが、ただ名物の甘いもので早食い対決をしながら北海道から鹿児島まで日本を縦断していくだけの企画です。
この企画の中に、氷白熊対決in鹿児島というのがあり、息子と夫が、これを真似して、対決するぞ!ということになりました。
私の両親に鹿児島に行くと伝えると、それはぜひ一緒に行きたいと言い出し、両親と、9歳の息子と夫、私の計5人で、いざ鹿児島へ。孫との旅行が生きがいの両親です。
↑こちらは、アイスクリームがのっているアイス白熊(850円)
コンビニやスーパーで見かける、フルーツ入りのカキ氷は鹿児島県が発祥の地です。
鹿児島市の中心地にある氷白熊本家の「天文館むじゃき」は、屋根付きアーケードの中にあります。
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鹿児島県鹿児島市千日町5-8 TEL:099-222-6904
10時~21時
定休日は月により変更があるようなので、HPを確認すると安心です。
むじゃきのHPはこちら→http://mujyaki.co.jp/shops/index
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今年で生誕70周年!
ビルは4階建てです。カキ氷の喫茶の階のほかに、もんじゃ、和食、軽食、鉄板焼きなどのお店があります。お店前で案内をしてくれる親切なスタッフさんがいます。
わたしたちは、午後2時頃に行ったのですが、行列ができていました。喫茶は満席ということで、和食処の4階に案内してくれました。時間帯の混み具合に応じて、空席のある階に、どんどん案内されていて、お店側にもお客様にもメリットがあって、よいと思いましたよ!
4階和食処はこんな感じです。
白熊、いちご、抹茶、アイスのせを注文。
↓定番の白熊は740円。ビックサイズで食べきれるかなと思いましたが、氷がふわふわで、ミルクも甘すぎず、完食。少食の方には、ベビーサイズ(520円)も用意してくれています。
レギュラーサイズは、2人で1個の注文でもOKだそうです。メニューにちゃんと書いてくれているので、親切だなと思いました。
宇治金時!カキ氷の下に、白豆が入っているのですが、氷白熊ならではの感覚です。
ストロベリー白熊。甘すぎないソースがいいですね!
夫と息子は白熊対決!息子はベビーサイズ、夫はレギュラーサイズ、とハンデをつけました。
ヨーイ!スタート!最初は勢いのよかった2人ですが、途中から、息子は、頭イテテ!豆、食べれない!と言いながら、食べています。
その横で、じいじ(私の父親)が、豆は食べなくてもいいよ、無理するな、と余計なフォローを入れてきます。審判の私は、じいじにイエローカードをだし、勝負に余計な口出しをしないように伝えました。
一生懸命食べて、息子の勝利!!
さきほど、イエローカードをもらったじいじが息子の横で「すごいね、勝ったね、がんばったね」と1000円をあげていました。何かにつけて、孫にお金を渡したいおじいちゃんです。かわいくて仕方がないんだな!イエローカードは取り下げます。
コスタリカといい、鹿児島といい、水曜どうでしょうのDVDのおかげで、いろんな角度で旅を楽しむことができています。また、今回の鹿児島旅行は、ととろぐさんのブログも、参考にさせていただきました。ありがとうございます!
実は、我が家は、水曜どうでしょう、のコアなファンでなく、コアなファンである友人が、いつも、我が家の旅先にあわせて、このDVDを観たほうがいいと貸してくれるのです。我が家の「水曜どうでしょうのDVD」専用コンシルジュの友人に感謝。
その友人が、水曜どうでしょうのおすすめDVDトップ3が、対決列島とのこと。ほかの2つは?と聞くと、カナダ編とベトナム編とのことで、次の旅行は、カナダかベトナムにするか!と家族で話しています。がんばって、マイルを貯めるぞ!
早池峰山 臆病おばさんが登山から学んだこと
先日、道に咲いているツツジの花がきれいだったので、写真をパシャパシャ。そして、その写真を友人に見せる自分を客観的にみて、おばさんになったことを自覚。新たな人生の幕開けの音がしました。
おばさんの扉を開けた私は、2019年7月10日、早池峰山(岩手県)に行ってきました。早池峰山は、高山植物の宝庫として全国に知られる花の名山で、県内外からの登山者でにぎわっています。標高1300メートル以上の高山植物帯は特別天然記念物に指定されている国立公園です。
今回、夫が早池峰山を登るというので、好奇心で私も登りたくなり「連れてって!」と言うと、夫は「まぁいいけど、こっちが誘ったわけじゃないから、自分の意思をもって登ってください」と淡々と言う。
私は、好奇心が旺盛なわりには臆病者。しかも登山経験の多い夫に比べて、私は、登山を今年はじめたばかりの初心者の登山おばさん。その割に、経験者である夫の登山指導に口答えをするやっかいなやつだと、夫は思っている。
「登山についてくるのは構わないが、口答えしないこと、素直に登山の心得に従うという条件をのむなら、来てもいい」と夫が言う。つまりは、甘えるなよ!という意味が込められています。
登山初心者おばさんの私は、その条件をのんで一緒に行くとにしました。
蛇紋岩(じゃもんがん)で有名な早池峰山。蛇紋岩は、岩石の表面に蛇のような紋様が見られることから命名され、2016年5月10日に日本地質学会によって「岩手県の岩石」に選定されたそうです。
河原坊にある駐車場に車を停めました。本当は、小田越という登山口から登ったほうが、約30分ほど時間を節約できるのですが、小田越の駐車場は、車が数台分しかないとのこと。早朝に到着すれば、駐車できるかもしれないが、私たちが到着したのは9時。
小田越駐車スペースは、すでに満車であろうと思い、河原坊に駐車して、小田越までの舗装された道路を30分歩きました。小田越駐車スペースは、実際に満車でした。
※土日は混雑するため、マイカー規制がされており、岳~江繋間に運行されるシャトルバスがあります。
登山前に、携帯用トイレを購入。
1個400円、3個で1000円です。
登山者は、自分の痕跡を残さないことが掟。ラーメンの汁やゴミはもちろん、汚物も持ち帰るのが鉄則です。
9時に河原坊を出発、2.5km歩いて、9時30分頃に小田越に到着。河原坊から小田越は、山道ではなくコンクリートの道路です。この小田越から山頂まで山道を約2時間歩きます。最初は、木に囲まれながら、岩を歩き、気持ちよかったのですが、、、
十数分後、木はなくなり、岩場地帯、視界は空!の状態に入りました。
人間、囲まれているという状態は安心感がありますが、視界が空の状態で、むきだしの状態になると怖さが増します。
なんといいますか、ロッククライミングのような気分になり、足を踏み外すと、落ちる!けがする!という不安が、簡単にイメージできてしまいます。足がガクガク、木で囲まれているときは感じなかった恐怖がわきあがります。
(※登山初心者の臆病おばさんなので、ロッククライミング的な気分になりましたが、早池峰山はロッククライミングではありません)。
さらには、帰りの大変さも不安までイメージして、下山するときに、またここを通るのか、怪我してしまうかもと、いろんな想像から、これ以上の登山は、私には無理だと思い、一歩がでません。
「わ、わ、わたし、、ここで帰ります」と夫に伝えると、
「は??大丈夫だ、一歩一歩進めば大丈夫だから」と夫。面倒なやつだ、という雰囲気が伝わってきます。
「いや、帰りのことを考えると、無理だ。怪我せず帰りたいので、この辺で引き返して帰ります・・・」と震える私。
夫は「はいはい、帰りのことは考えない。いまここに集中。マインドフルネスだ。ナウアンドヒア!」と、なぜか英語を淡々を使う夫。でもなぜか、ナウ アンド ヒア!= now and here!が響く私。
夫は続けて「少しだけ前をみて、そこまでの足場を考えて一歩一歩登る、その繰り返し。いまをしっかり歩けば、怪我はしない。まだ見えていない未来を妄想して、いまをしっかり歩かないと怪我をする」と。
そうか・・・でもこわい、と、足がすくんで、なかなか一歩がでない。そんな私の横を、60代後半のおばさんが、カメラをもってすいすいと進んでいく。しかも「わたしはね、ハヤチネウスユキソウを撮りにきたのよ~」と笑顔で。
このロッククライミング的な登山できる人は、体力があって若い人だと思っていたが・・・。60代の先輩おばさんが楽しそうに登っている。その姿に勇気をもらった40代おばさんの私は、ナウアンドヒアの精神でやってみよう!と、足がぶるぶる震えながらも、とにかく一歩、一歩進んでみました。もう登山は今日限りにしようと思いながら・・・。
ナウアンドヒア、ナウアンドヒア、ナウアンドヒアと言いながら登っていると、夫が、
「ほら、後ろみてごらん、隣の山がきれいだよ~」と私に後ろをむけというのですが、いやいや、こわいこわい、みれないみれない。この大自然が、私には広すぎて、高すぎて、こわすぎて、楽しむ余裕がない。ひたすら、now and here,now and here,と心でつぶやきながら登り続けました。
少しづつ傾斜が穏やかになって、足元にも余裕ができたなぁと思うようになったとことで、勇気をだして、後ろを振り向くと、ひゃーーーー!!!!!さっきまで、目線の上にあった隣の山”薬師岳”が目線の下に。コツコツと登ってきた結果、高いと思っていた隣の山をいつの間にか越していたのです。写真ではわかりづらいのですが、越えてます(゚ω゚)
コツコツって大事なんだと思いました。人生も同じだ。未来ばっかり不安に思って、怖がるのではなく、とにかく一歩一歩進み続ける。now and here。それを続けていくうちに、新しい景色が広がるんだ!と。
それを、夫に伝えると「そういうのは、いまはいいから、いまはいまを楽しめばいい」と淡々返される臆病おばさん。
そこから、またコツコツと歩き始め、↓少し余裕がでたので、写真を撮ることができました。
花を愛でる余裕もでてきました。これが、ハヤチネウスユキソウです。
ブーンとハチも飛んできます。
はじめてみたヒカリゴケ。
穏やかな道が広がり、心も穏やかになります。
あのハシゴまでは・・・
あと30分くらいで、山頂!というときに、難関のはしごポイントがやってきました。絶壁の石にあるハシゴの難関が!
これを見た瞬間、これは本当に無理!絶壁・・・、怪我する、こわい。これ登ったら、帰りもまた使わなくてはいけない・・・。絶壁のこの石をはしごで登り降りするなんて無理・・・。と足ががくがく震え、一歩がでません。
同時に、世界の山を登るイモトがすごい、、と、イモトはすごいと改めて尊敬。
帰りたいと思ったが、ここで引き戻ったら、これからの人生、何かあるたびに、引き戻してしまうよ!臆病おばさんよ!
わたしにはできる!さっきのナウアンドヒアの精神でやればできるんだ!チャレンジする人生を選べよ!心の中で自分を励まし、足をブルブルさせながら、一歩づつハシゴを登りました。
登ったあとも足が震え続けました。登山は今日限りでおしまいにしよう・・・と思いながら、ハシゴをやっとの思いで登りきりました。
すると、60代のおばさんが、えっこらさ、よっこらさ、とさくさくとハシゴを登ってきました。友だちらしき人に、私の写真撮ってぇ!なんていながら!なんという勇気!尊敬のひとこと。こんなおばさんにわたしもなりたいと思いました。
山頂まで、あと0.4km!!!
ここから山頂までは、ほとんど傾斜もなく、近隣の山を眺めながら、マツや花を愛でながら、ゆっくり歩きます。
1900mの標高で、生い茂るマツの生命力よ。
岩に隠れて咲く花がいました。自宅に戻り調べてみると、岩陰に咲くナンブイヌナズナという花でした。凛としていて、かわいくて、強さも感じます。
あの煙はなに?と夫にきくと、燻しげな顔をして、あれは雲だから・・・と。あ、そうか!あれは雲か!小学生からやり直したほうがいい、私。思えば高くに来たもんだ!
一歩一歩と登ってきて、12時10分、1913mの早池峰山の頂上に着きました!
山頂で、夫に何枚か写真を撮ってもらいました。その写真があまりに老けていて、自分のおばさん加減にがっかりしていると、
夫が「もう、おばさんだと認めたほうが楽になるよ、だって、おばさんなんだから」と。罪を認めたほうが楽になるよ、と諭す刑事のような夫。わ、わたしがやりました。
早池峰山の山頂は広く展望がいいです。へとへとになりながら、昼食をとっている私の横で、団体で登山していた60代~70代のみなさんもワイワイと昼食をとっていました。
その中の3人の女性は、昼食を終えると「さて!携帯トイレ試してくるか!せっかくだから、チャレンジしないとな、あはははー」と。まあ元気!!山頂でチャレンジするという精神!尊敬の一言です。
また、ほかの60代の男性が、団体の輪を乱した参加者に苦言を呈していたり、それをフォローする方がいたり・・・、口げんかか始まったり・・・。
シニア世代よ!疲労ないんかい!!!山頂で口論ができるシニア世代のエネルギーたるや!!!ますます尊敬!早池峰山とシニア世代からエネルギーをもらうの巻です。
山頂で口論できるエネルギッシュさがほしいぜよ。
昼食を終え、シニア世代に何度も追い越されながらも、私はゆっくりとゆっくりと降りて、無事に下山。普段使っていない全身の筋肉が悲鳴をあげている、いやむしろ喜んでいるのか!
登山は今日限りだと思った登山初心者臆病おばさんの私ですが、登山の爽快感がすばらしく、今度はどの山を登ろうかな!と思っている自分がいました。
早池峰登山を経験して学んだ、now and here!いまここに集中!
人生にも、臆病になりがちな私ですが、見えない未来に不安を抱くのではなく、now and hereの精神で、いまやるべきことをコツコツを積み重ねることをやっていこうと思った早池峰山登山でした。
私が下山しているときに、もう午後なのに登ってきた50代前後の男性がいました。「いやー、あまりにもいい天気だからさ、これは早池峰山が最高だろうと思ってよ、百姓の仕事は明日にまわして、きたんだよー」と。天気で自分の行動を決める人生って、かっこいいぜぃ!
ジャングルの中の温泉 タバコンリゾート 脱げないビーチサンダルをお忘れなく!子連れコスタリカ旅行
年末年始に、9歳の息子と夫の3人でコスタリカ旅行にいってきました。
子連れコスタリカ旅行は、国立公園や雲霧林散策、鳥、昆虫、動物の観察ウォッチングも魅力的です。
また、小さい国ながら、コスタリカには7つの火山があります。火山のエネルギーを感じられるジャングルの中の温泉を経験できるのも、コスタリカ旅行だからこそだなぁと思います。
我が家は、リゾート気分も味わいたいという気持ちもあり、タバコンリゾート温泉も旅スケジュールに入れました。
アレナル火山の麓(ふもと)にあるジャングル温泉タバコンリゾート
我が家が行ったのは、コスタリカの中央部にあるアレナル火山の麓にあるタバコン温泉タバコン サーマル リゾート & スパです。
お客さんをみわたすと、欧米の旅行者が9割、アジアが1割程度かな。我が家がみた日本人は2組、コスタリカ在住だそう。また、日本人だと思って話しかけたら中国のご家族でした。
温泉だけ入りにきたという日本人を数人見かけました。入浴だけでも、60ドルかかります。
アレナル火山のエネルギーで温泉が24時間沸いています。川がそのまま温泉になっていて広大で温かい。大自然の中の天然温泉です。
あ!イグアナ!!。ジャングル温泉の中にいたイグアナに息子もわたしも大興奮。さすがジャングル。日本の温泉でいうと猿かな。
タバコン温泉の名前の由来
タバコン温泉の名前の由来は、昔、この地域で「タバコン」というタバコ科の植物が大量に生息していたことから付けられた名前だそうです。
アレナル火山の麓には、このタバコンリゾートホテルのほかにも、温泉リゾートホテルがたくさんあり、観光リゾート地になっています。
これだけは忘れてはならぬ!タバコン温泉に必須の持ち物
水着着用は必須です。
そして、必ず持っていきたい、いやこれがないとタバコンリゾートの楽しみが半減してしまうのが、脱げないサンダルです。温泉の中の足元は、石がごろごろあります。裸足で歩くと、罰ゲームのようになってしまい、楽しさ半減、痛さ倍増です。
夫と息子はしっかり準備していったのですが、わたしは、荷物を少しでも減らそうと、持って行かず、とても後悔しました。
夫が普通のビーチサンダルを持参し、借りてはいてみたのですが、川の流れにもっていかれそうになりました。
息子のみが、脱げないサンダルを履いて、ジャングル温泉を十分に楽しんでいました。
安心して楽しむために、コスタリカ旅行のジャングル温泉の必須の持ち物リストに、大人も子どもも、脱げないサンダルをお忘れなく!!
息子のサンダルは、瞬足のサンダルタイプをもっていきました。
タオルは、フロントに頼めば、必要に応じて補充してくれます。
ホテルのお部屋
温泉、プールでタオルを使う頻度が多いので、補充してほしいときは、フロントに連絡すると、スタッフさんが届けてくれます。
規則正しい生活はなぜ必要なのか?と息子に聞かれたら・・・
私が小学生だった昔も、息子が小学生の今も、夏休みなど長期休みにはいると、学校からのお便りに、早寝早起きをしましょう、1日3食とりましょう、など規則正しい生活を送るように書いている。
なぜ?規則正しい生活をしなければならないのか?休みなんだから、好きに寝て、好きに遊んでもいいんじゃないか?と息子に聞かれたら、私はどう答えるのか?と思い、思考をめぐらせながら、時間栄養学、自律神経、ホルモン、脳のメカニズムなどいろいろ調べてみました。
ふむふむ、いろんな説に、なるほどではありますが、なんだかしっくりきません。
そもそも、規則正しい生活とは何か?と自分なりの定義していなかったことに気づきました。
規則とは?と国語辞典(小学館デジタル大辞泉)で調べてみると、
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き‐そく【規則】
1 行為や事務手続きなどが、それに基づいて行われるように定めた事柄。決まり。
2 物事の秩序。「規則正しい」
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物事の秩序、ふむふむ。秩序って、どんな意味だっけ?と調べてみると、
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ちつ‐じょ【秩序】
1 物事を行う場合の正しい順序・筋道。
2 その社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序やきまり。
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とありました。
規則正しい生活とは?を自分なりに定義してみると《自分で決める筋道のある生活》というのが、しっくりきました。
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すじみち【筋道】
① 物事の道理。すじ。
② 物事を行うにあたっての順序。手順。
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何時に起きて、何時に寝る、何時に食べて、何時に排泄して、何時に勉強する、何時に遊ぶなど、1日の基本的な行動の筋道を自分で決める。
数年前、当時82歳だった師が「自分の時間を自分自身でシステム化できている人とできていない人では、人生の後半に大きな差がでてきますよ」と言っていたこと思い出した。
自分で決めた時間の規則性をもって生活をすることは、自分の人生を主体的に生きる土台になるんだ。自分の人生を自分でコントロールする感覚を養うことができるんだ。と答えようと思います。
もうすぐ小学4年生の夏休みのはじまり。まだ、息子からの質問はありません。
コスタリカ旅行 快適に過ごすための服装 便利な服装 子連れコスタリカ旅行
コスタリカは、5月~11月は雨季、12月から4月が乾季。エコツーリズムを満喫したい場合は、やはり乾季の12月から4月がおすすめです。我が家が行ったのは、12月29日~1月9日までの年末年始でした。
コスタリカの気候
コスタリカは、南北に長く地形の変化に富んでいるため、地域によって、かなり気候差があります。さらに、コスタリカの面積は、北海道の6割程度の小さな国。2時間程度の移動で、初秋から、急に夏の季節に変わるなんてこともあります。
例えば、中央にある首都サンホセは、平均気温20℃。降水量は多くありません。
一方、カリブ海沿岸地方は、高温多湿で熱帯性気候、平均気温30℃近くまで気温があがることもあり、蒸し暑く、降水量も多い。乾季は日中の日差しが強くて、風も強くなります。
また、モンテベルテは、昼は初夏で、夜は初秋という1日の中で気温差があります。
幻の鳥ケツァール探しのサン ヘラルド デ ドータは、早朝集合で防寒必要。
おまけに、機内は、冷房つよすぎるー!!!
スーツケースは機内持込サイズをすすめる理由
地域ごとに気候差があるコスタリカ旅行には、夏の暑さにも、秋の寒さにも、風の強さにも、雨の量にも対応できる服装の準備が必要です。
しかも、海外の飛行機を利用する場合、機内に荷物を預けるのにお金がかかる。実際、アメリカン航空の場合、荷物1個30ドルと言われました。
荷物を預けるのに1個30ドル払いたくない方は、機内持ち込み可能サイズのスーツケースがおすすめです。
アメリカン航空の機内持込サイズ
3辺が56 x 36 x 23センチ超えないもの(取っ手や車輪を含む)
空港に設置される荷物サイズ測定器に収まるもの
コスタリカ旅行を快適に過ごすための服装とは?
登山、野外キャンプに行くときの服装をイメージすると分かりやすいです。山の天気はコロコロ変わるので、変わる天気に対応できる服装を工夫します。かつ、登山では軽量な荷物が求められます。
まさにコスタリカ旅行の服装の条件とぴったりです。我が家は、登山の服装を参考にして準備をし、11日間のコスタリカ旅行を、快適に健康に過ごすことができました。
実際に持っていった服装
□フリース1枚
目的は保温です。ナイトツアー、夜のプールサイド、寒い機内、空港で大活躍。
□レインウエア1枚
目的は2つあります。①風と雨から守ること②風が強く寒いときにはフリースの上から着て防寒すること。防水性と防風性がある素材が必須。
□ズボン 2枚
動きやすいストレッチ素材がおすすめです。
□長袖Tシャツ 3枚
通気性のよい長袖Tシャツ。ポリエステルやポリエステル混の素材がおすすめです。虫さされ対策にも、けが対策のためにも、半袖より長袖のほうが重宝しました。通気性がよければ、洗濯しても乾きやすいので、一石二鳥です。
□下着パンツ3枚
洗濯をしてすぐに乾くメッシュ素材がおすすめ。
□下着ブラ 3枚
洗濯をしてすぐに乾くメッシュ素材がおすすめ。
□靴下 3足
洗濯をしてすぐに乾くメッシュやウール素材がおすすめ。
□部屋着1枚<パジャマ兼用>
エコツーリズムから帰ってきたら、まずはシャワーを浴びてスッキリしたくなります。きれいな状態で部屋でリラックスするためにも、部屋着は持参して正解でした。
□手ぬぐい 2枚
首の日焼け防止、汗を拭く、カラダ、顔を拭くなどあらゆる場面で活用。
□脱げないビーチサンダル
タバコンリゾートのジャングル温泉に入るときに必須!我が家は、夫と息子のみが持参、私は荷物を少なくするために、いらないと判断しましたが、ものすごく後悔しました・・・。これがないと足裏が痛くて、楽しさ半減!!!ぜったいに持っていったほうがいいです!プールや温泉に入らない場合でも、ビーチサンダルは、コスタリカ旅行中にあると便利でおすすめです。旅行中の部屋で過ごすときに快適。また、食事に行くときなど、ちょっとした外出にも便利。さらに、1日履いたシューズを休ませるためにも、自分の足を開放してあげるためにも、おすすめです。ビーチサンダルを履いていった夫と息子は私より数倍、コスタリカを快適に過ごしていました。これは必須!!!
□帽子
必須アイテムです!ポリエステルやメッシュの素材がおすすめです。
□トレッキングシューズ
エコツーリズムでは本当によく歩くので、トレッキングやハイキングシューズのほうがおすすめですが、履き慣れたスニーカーでも大丈夫といえば大丈夫。
息子の靴は瞬足という普通の運動靴でしたが、大丈夫でした。長靴は持っていきませんでしたが、問題なかったです。
□半袖 3枚
通気性のよい長袖があれば、半袖は、1~2枚もっていく程度でいいか思いました。綿100%のTシャツは、乾きにくいので要注意!
□カーディガン1枚
ユニクロの麻のカーディガン持参。 半袖の上にぱさっと着たのは数回。年末のタバコンリゾートのレストランで役立ちました。
□水着
タバコンリゾートやプールのときに使用。
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青字は、便利で役立つ服装で必須です。
緑字は、あれば役立つときがあるかも。
黄字は、海やプール、温泉で必要です。
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洗濯は?
下着や長袖の洗濯を2日~3日に1回程度。ズボンは必要に応じて。基本手洗いです。洗剤ももっていきましたが、お湯でジャブジャブと洗って、ギュっとしぼって乾かせば、問題なし。綿100%は、ほんとに乾きにくい上に、においが残ります。
100均の小さな洗濯板が役立ちましたよ!とくに下着を洗濯するとき。
フリース、レインジャケットは、日本国に帰るまで、一度も洗わず。
実際に体験した服装の感想
<旅行期間:12月29日~1月9日の乾季>
・スターバックス農園
夏のイメージ。半袖で過ごしました。風が少し強いときがあり、そのときは、レインジャケットを着ました。
・タバコンリゾート
昼は、夏でした。水着と脱げないビーサンを着用。
夜は、夏が終わりかけの夜の肌寒さで、プールサイドは涼しくなるので、ホテルのバスローブを使用しました。バスローブでウロウロしている人が多い!
・ サラピキ地区
昼の森散策は、夏のイメージ。半袖で行きたいところですが、虫対策やすり傷対策のためにも、半袖よりも、通気性のよい長袖Tシャツががおすすめ。
夜のナイトツアーは、初秋のイメージ。通気性のよい長袖Tシャツの上に、フリースを持参すれば安心。
・サン ヘラルド デ ドータ 幻の鳥ケツァール観察ツアー
朝5時台に集合!という場合が多いです。気温は、中秋のイメージ。
通気性のよい長袖Tシャツの上にフリースを着て、レインジャケットで調整。長袖だけだと寒い!
・モンテベルテ 雲霧林散策
昼夜の気温差が10℃以上になる日もあります。昼は、通気性のいい長袖、ナイトツアーにはフリース必須。風が強いときは、フリースの上からレインジャケットを重ね着して、風から守れば、防寒対策ばっちり。
・サンホセ 市内観光
昼のサンホセの市内観光は夏。26℃。服装は半袖でOK。
おすすめのベースレイヤーとは
コスタリカ旅行に持っていってとても便利だったのがベースレイヤーです。
ベースレイヤーとは、登山に便利な服装で、肌に直接触れる一番下に着る服のことをベースレイヤーといいます。素早く汗を吸収して、外へ逃がし、肌をドライに保って、体温を調整する役割があります。
ジャングルや森をハイキング中の汗や、突然の雨で濡れても、また洗濯しても乾きやすいので、旅行中とても便利でした。
ベースレイヤーの素材は2種類あります。
①メリノウール
コスタリカ旅行に便利で役立つのは、雨や暑さに対応しやすいポリエステル素材のほうです。
ベースレイヤーの価格
4000円~10000円と価格に幅がありますが、コスタリカ旅行でのエコツーリズムで利用の場合は、安いほうでいいと思います。本格的に登山するぜ!という方は別です。
4000円でも高いわ!と思ってしまいますが、このベースレイヤー、とても着心地がよいので、一度着てみると、この機能性に、納得お得です。
わたしは、コスタリカ旅行のために購入しましたが、とても着心地がよく、いまでは通常着としても気に入ってます。また、洗濯してもすぐに乾くので、旅行に行くときには必須アイテムになりました。
ベースレイヤー で、検索すると、モンベルやパタゴニア、アシックスなど登山用やスポーツ用品ブランドなど多数でてきます。
わたしは、登山が趣味の夫の助言により、パタゴニアのベースレイヤーを購入しました。機能性はもちろん、カタチもかっちょええので、気に入ってます。
半袖より長袖を
コスタリカ旅行で、標高差のあるモンテベルテをハイキングする、サラピキの森を散策する、ジャングルを歩く予定がある場合、吸水性・発散性の高いベースレイヤーは役立ちました。
森を散策して、ホテルに戻り、洗面所でお湯でジャブジャブあらって洗濯しても、乾きがいいのも、便利でした。
また、虫除け防止、けが防止のためにも、コスタリカ旅行では、半袖よりも長袖のベースレイヤーがおすすめです。半袖より断然、長袖!!!
綿100%の素材はどう?
綿100%は乾きがわるくて、においも残りやすいので、要注意。
ワタシは、綿100%半袖Tシャツも持参しましたが、洗濯後も、汗かいたあとも、いかに乾きにくいかを実感!
コスタリカ旅行の服装は、自宅にある衣類で用意したいわ・・という場合でも、持っている服の中で、できるだけ綿100%以外の素材を選ぶといいと思います。
綿100%はコスタリカ旅行にはすすめないよ!と声を大にして伝えたいコスタリカ大好きおばさんより。
快適な服装で、コスタリカ旅行を、楽しんでくださいね!